政令指定都市20市の外壁塗装の助成金一覧【2026年度】
各自治体の公式サイトを2026年11月1日に確認
政令指定都市20市の公式サイトを確認したところ、自宅の外壁・屋根塗装を対象とする市の助成制度はありませんでした。10市(札幌・さいたま・千葉・横浜・川崎・相模原・新潟・静岡・大阪・堺)は塗装を対象外と公式サイトに明記しています。5市(仙台・名古屋・京都・岡山・広島)は窓や断熱材による断熱改修の補助のみです。北九州市は、市の認定を受けた空き家のリノベーションに限り外壁の塗装が対象です。東京23区には遮熱塗装などを対象とする区が多いため、別ページにまとめています。
空き家向け制度で塗装が対象
北九州市
予算に達し次第終了北九州市空き家リノベーション促進事業
市の事前認定を受けた空き家(空き家バンク登録などの要件あり)のリノベーションが対象で、補助率3分の1・最大100万円(移住者は最大150万円)です。外壁の塗装も対象と明記しています。自宅(空き家以外)の塗装を対象とする制度は確認できませんでした。
公式サイトの記載:「(注)建物に関する工事であれば、外壁の塗装や壁紙の貼替え等も対象となります。」
塗装は対象外と明記
札幌市
令和8年度受付終了札幌市住宅エコリフォーム補助制度(令和8年度)
省エネ改修・バリアフリー改修の補助制度で、総工事費(税抜)の10%または一申請者当たり50万円のいずれか少ない額が限度です。断熱改修(窓・床・屋根又は天井・外壁全体)は対象ですが、塗装工事を対象とした補助金はないと明記しています。令和8年度の受付は終了しています(申請受付分は抽選)。
公式サイトの記載:「本市におきましては、塗装工事(外壁又は屋根)を対象とした補助金はございません。」
さいたま市
断熱改修は6月26日受付終了令和8年度 省エネ・断熱住宅普及促進補助金
断熱改修(全体改修は上限10万円、窓・ドアの部分改修は上限5万円)が対象です。よくある質問で、高遮熱塗料による外壁塗装は補助金の対象にならないと回答しています。
公式サイトの記載:「高遮熱塗料で外壁塗装を行いました。補助金の対象になりますか。→補助金の対象にはなりません。」
千葉市
窓の断熱改修は令和9年1月29日まで受付住宅用設備等脱炭素化促進事業補助金(住宅向け)(令和8年度)
断熱関係は既存住宅の窓の断熱改修(補助対象経費の4分の1、最大8万円)が対象です。住宅政策課のページで、外壁塗装の補助金はないと案内しています。
公式サイトの記載:「当市におきましては、外壁塗装の補助金はございません。」
横浜市
事前予約は11月30日まで令和8年度 既存住宅断熱改修補助制度
1棟断熱改修・部分断熱改修が対象の補助制度です(登録事業者が申請)。市のよくある質問で、遮熱・断熱タイプを含む外壁塗装と屋根の補修・葺き替えに補助制度はないと回答しています。
公式サイトの記載:「横浜市では、外壁塗装(遮熱、断熱タイプ含む)及び屋根の補修・葺き替えに対する補助制度はございません。」
川崎市
住宅に関する助成制度の案内
リフォームを目的とした外壁塗装工事や屋根の補修工事への助成制度はないと案内しています。
公式サイトの記載:「川崎市では、いわゆるリフォームを目的として実施している外壁塗装工事や屋根の補修工事等に対する助成制度(補助金等)はございません。」
相模原市
よくある質問(住宅)
外壁の塗り替え、屋根の葺き替え・塗り替えへの補助は行っていないと回答しています。
公式サイトの記載:「市では、自宅の外壁の塗り替え、屋根の葺き替えや塗り替えに関する補助(助成)は行っておりません。」
新潟市
受付中(予算到達日は抽選)令和8年度 健幸すまいリフォーム助成事業
子育て世帯・高齢者世帯向けのリフォーム助成で、上限は10万円です。外壁等の断熱改修は対象になり得ますが、外壁・屋根の塗装は対象外と明記しています。
公式サイトの記載:「外壁や屋根の「塗装」に係る補助金はありません。」
静岡市
住宅に関する補助制度の案内
外壁・屋根の塗装、雨漏りの修理に対する補助制度は設けていないと案内しています。
公式サイトの記載:「静岡市では外壁・屋根の塗装、雨漏りの修理に対しての補助制度は設けていません。」
大阪市
交付申請は令和9年1月29日まで大阪市住宅省エネ改修促進事業(令和8年度)
窓を中心とした省エネ改修が対象で、省エネ基準レベルは補助対象事業費の2/5(1戸当たり上限30万円)、ZEHレベルは4/5(同70万円)です。断熱・遮熱塗装を含む外壁の塗装工事は補助対象外と明記しています。
公式サイトの記載:「※外壁の塗装工事(断熱・遮熱塗装工事)及び屋根の葺替工事は補助対象外です。」
堺市
住宅・建築物防火改修等促進事業
準防火地域内の既存住宅の防火改修(屋根・外壁・軒裏など)が対象で、工事費の3分の2以内・200万円が限度です。ページの題名で、外壁・屋根の塗装は対象外と明記しています。
公式サイトの記載:「住宅・建築物防火改修等促進事業(外壁、屋根の塗装は対象外です。)」
断熱改修のみ(塗装の記載なし)
仙台市
第3回 12月1日〜12月10日受付予定せんだい健幸省エネ住宅補助金(部分改修向け)(2026年度)
窓・床・壁・屋根天井の断熱改修とLED照明交換が対象です。上限は窓10万円、床・壁・屋根天井30万円、LED照明交換5万円で、壁・屋根・天井は平均熱抵抗値2.0以上(既存断熱材を除く)が条件です。塗装を対象とする記載はありません。
名古屋市
断熱窓改修は9月8日受付終了令和8年度 住宅等の脱炭素化促進補助(断熱窓改修)
住宅向けの補助は太陽光発電設備・蓄電システム・ZEH・断熱窓改修などで、断熱窓改修は補助対象経費の3分の1(上限10万円)です。塗装を対象とする記載はありません。断熱窓改修は予算に達したため9月8日に受付を終了しています。
京都市
令和8年11月30日まで受付令和8年度 既存住宅の断熱改修等補助(脱炭素先行地域づくり事業)
戸建住宅の断熱改修(窓・ガラスに加え天井・外壁・床のうち1部位以上の改修など)が対象で、補助対象経費の2/3、上限120万円/戸です。ここでの外壁は断熱改修のことで、塗装を対象とする記載はありません。
岡山市
令和9年3月10日まで受付令和8年度 岡山市住宅用スマートエネルギー導入促進補助事業
対象機器は太陽光発電設備・蓄電池・窓断熱・V2Hなどで、断熱は窓・ガラスのみです。塗装を対象とする記載はありません。
広島市
令和9年1月29日まで受付広島市家庭用スマートエネルギー設備等設置補助金(断熱窓)
断熱窓は1件3万円(募集60件)です。塗装を対象とする記載はありません。別制度の子育て世帯住替え促進リフォーム費補助事業(指定団地の空き家が対象、補助対象経費の2分の1・上限50万円)は「屋根又は外壁等の外装の改修」を例示していますが、令和8年度は募集件数に達し受付を終了しています。
該当制度を確認できず
浜松市
住まいの公的助成(リフォーム)
リフォーム向けの案内は固定資産税の減額と利子補給で、塗装を対象とする補助制度は確認できませんでした。市外からの移住者向けの「ハマライフ住宅取得費等助成事業費補助金」(補助対象経費の2分の1以内、上限100万円)は対象経費に「外壁、屋根の改修工事費」を含みますが、塗装が該当するかは記載がありません。
福岡市
住まいの断熱リノベーションの案内
市の案内ページは国・福岡県の制度を紹介するもので、市が実施する断熱窓改修の補助制度はないと記載しています。塗装の補助制度も確認できませんでした。
公式サイトの記載:「現在、福岡市が実施する断熱窓への改修の補助制度はございません。」
熊本市
令和8年度 熊本市省エネルギー機器等導入推進事業補助金
省エネ機器の補助制度(エアコン・ZEH・蓄電池など)に断熱改修・塗装の区分はありません。別制度の空き家リフォーム促進事業補助金(補助対象工事費の2分の1)は、塗装が対象かどうかを公式ページで確認できませんでした。
一覧の見方と注意点
- この一覧は各市の公式サイトを2026年11月1日に開いて確認した内容です。年度や受付状況は各行の出典ページでご確認ください。
- 市の制度がなくても、区(行政区)や都道府県、国の制度が利用できる場合があります。国の制度(みらいエコ住宅2026事業など)は外壁塗装を補助対象工事に含めていません。
- 「断熱改修のみ」の市で外壁が対象になっているのは、断熱材を入れる工事など断熱性能を上げる改修です。断熱・遮熱をうたう塗料による塗装が該当するとは記載されていません。
- 「該当制度を確認できず」は、市の公式サイトで制度を見つけられなかったことを示し、制度がないと市が明言しているわけではありません。申請を検討する場合は市の窓口にご確認ください。
よくある質問
政令指定都市で外壁塗装に使える市の助成金はありますか?
2026年11月1日に20市の公式サイトを確認したところ、自宅の外壁・屋根塗装を対象とする市の制度はありませんでした。北九州市の空き家リノベーション促進事業は、市の認定を受けた空き家の改修に限り外壁の塗装も対象です。
遮熱塗料や断熱塗料を使えば補助の対象になりますか?
横浜市は遮熱・断熱タイプを含む外壁塗装に補助制度はないと明記し、さいたま市・大阪市も高遮熱塗料や断熱・遮熱塗装を対象外としています。政令指定都市では、遮熱・断熱塗装を対象とする制度は確認できませんでした。
東京都内ではどうですか?
東京23区には、遮熱塗装(高日射反射率塗装)や外壁塗装を含むリフォームを助成する区があります。区ごとの状況は東京23区の一覧ページにまとめています。