アレスダイナミックTOPとは|特長・塗装仕様と同シリーズの違い
最終更新:2026年11月2日
アレスダイナミックTOPは、関西ペイントが「アレスダイナミックシリーズ」の外壁用上塗塗料として掲載している製品です。製品ページの表題は「水性反応硬化形ハルスハイリッチシリコン樹脂塗料」で、シリーズの製品表では「水性」「シリコン」、用途は外壁と書かれています。このページでは、製品ページとシリーズページに載っている内容だけで、特長・塗装仕様と同シリーズの製品との違いを整理しています。出典の確認日:2026年11月2日(関西ペイントの公式ページ)
ラジカルを抑える4つの技術(公式の説明)
製品ページでは、「ラジカル」を塗料の主成分のひとつ「酸化チタン」に紫外線が当たることにより発生する物質で、塗膜を破壊し劣化を促進させると説明しています。そのうえで、ラジカルの発生と活動を抑える技術として次の4つを挙げています。
- 高性能シリコンレジン国産の「高性能シリコンレジン」で紫外線劣化を阻止するとしています。
- UVトラップ高性能シリコンレジンをすり抜けた紫外線を無害化するとしています。
- ラジカルバリヤコート酸化チタンへの紫外線の到達を阻止し、ラジカルの発生を抑制するとしています。
- HALSラジカルキャッチャー極微量すり抜けた紫外線によって発生したラジカルを捕獲し、無害化するとしています。
出典:関西ペイント「アレスダイナミックTOP」(2026年11月2日確認)
主な特長(公式の記載)
- 耐候性「最上位品フッソに迫る高耐候性」と書かれています。
- 汚れ・カビ超低汚染で、カビ・藻が付着しにくいとされています。
- 水性臭気の少ない水性塗料です。
- つや艶あり・7分艶・5分艶・3分艶から選べます。
- 付着力強化剤を配合することで、湿潤面や高湿度環境での施工が可能とされています。
出典:関西ペイント「アレスダイナミックTOP」(2026年11月2日確認)
湿潤面用ダイナミック強化剤
下・中塗材「アレスダイナミックフィラー」と「ダイナミック強化剤」を組み合わせると、従来は塗装できなかった湿潤面への塗装も可能になると説明されています。梅雨時期だけでなく、北面・水回り付近・日陰など高湿度になりやすい場所にも有効としています。
一方で、手工具で簡単に剥がれる旧塗膜や下地から浮いた旧塗膜には、適切なケレンと下地処理を行ってから塗装するよう注記があります。湿潤面仕様では乾燥時間が乾燥面の2~3倍程度遅くなり、上塗り2回目は乾燥した状態で塗装すること、艶消しには強化剤を使えないことも書かれています。
出典:関西ペイント「アレスダイナミックTOP」(2026年11月2日確認)
標準塗装仕様(通常仕様)
適用下地は、コンクリート・モルタル・窯業系サイディングボード・ALC・各種旧塗膜です。
| 工程 | 塗料 | 塗装方法 | 標準所要量(kg/㎡/回) | 塗り重ね乾燥時間(23℃) |
|---|---|---|---|---|
| 下塗 | アレスダイナミックフィラー(主材16kg) | 中毛ローラー | 0.30~0.50 | 8時間以上7日以内 |
| 下塗 | アレスダイナミックフィラー(主材16kg) | 砂骨ローラー | 0.80~1.50 | 8時間以上7日以内 |
| 上塗1回目 | アレスダイナミックTOP(主材15kg) | ハケ・ローラー | 0.12~0.14 | 2時間以上7日以内 |
| 上塗2回目 | アレスダイナミックTOP(主材15kg) | ハケ・ローラー | 0.12~0.14 | - |
下塗には、アレスダイナミック防水フィラー、アレスダイナミックシーラーアクアなども使用可能と注記されています。見積書では、上塗りの製品名に加えて下塗りの製品名と、上塗りが2回になっているかを確認すると、公式の塗装仕様と照らし合わせやすくなります。
出典:関西ペイント「アレスダイナミックTOP」(2026年11月2日確認)
同シリーズの外壁用上塗塗料(6製品)
シリーズページの製品表で、用途に「外壁」の印がある上塗塗料は次のとおりです。このほかに断熱遮熱工法の「アレスダイナミックECO」が外壁用に掲載されています。
| 製品 | タイプ | 樹脂系 | 外壁以外の用途 |
|---|---|---|---|
| アレスダイナミックTOP | 水性 | シリコン | - |
| アレスダイナミックTOP遮熱 | 水性 | シリコン | - |
| アレスダイナミックTOPクリーン | 水性 | シリコン | - |
| アレスダイナミックMUKI | 水性 | 無機 | - |
| アレスダイナミックTOPマイルド2液 | 弱溶剤 | シリコン | 鉄部 |
| アレスダイナミックMUKIマイルド | 弱溶剤 | 無機 | 鉄部 |
アレスダイナミックMUKIは、製品ページで「超耐候性超低汚染ハルスハイリッチ無機有機ハイブリッド塗料」とされています。TOP遮熱はカタログで「水性反応硬化形ハルスハイリッチシリコン樹脂系外壁用高日射反射率塗料」と書かれています。
出典:関西ペイント「アレスダイナミックシリーズ」、関西ペイント「アレスダイナミックMUKI」、関西ペイント「アレスダイナミックTOP遮熱」カタログ(PDF)(2026年11月2日確認)
見積もりの依頼先
見積もりの依頼先は、当サイトの業者ページ(ヌリカエ、外壁塗装の窓口、プロタイムズ、ガイソー、リショップナビ外壁塗装、外壁塗装ほっとらいん、くらしのマーケット、ミツモア、リビロペイント、外壁塗装の案内所)から探せます。
よくある質問
QアレスダイナミックTOPは水性ですか。
水性です。シリーズページの製品表で、タイプは「水性」、樹脂系は「シリコン」と書かれています(2026年11月2日確認)。
Q雨の多い時期でも塗れますか。
製品ページでは、アレスダイナミックフィラーとダイナミック強化剤を組み合わせた湿潤面・高湿度環境仕様が案内されています。乾燥時間は乾燥面の2~3倍程度遅くなり、上塗り2回目は乾燥した状態で塗装するよう書かれています。
Q期待耐用年数や価格は製品ページに載っていますか。
2026年11月2日に確認した製品ページの本文には、期待耐用年数の年数や価格の記載はありませんでした。見積もりの金額は、塗装業者の見積書で確認してください。
Q無機塗料との違いは何ですか。
同シリーズのアレスダイナミックMUKIは、樹脂系が「無機」で、製品ページでは無機有機ハイブリッド塗料とされています。アレスダイナミックTOPの樹脂系は「シリコン」です。