パーフェクトトップSiとエスケープレミアムシリコンの違い【2026年版】公式仕様で比較
最終更新:2026年11月4日
パーフェクトトップ®Si(日本ペイント)とエスケープレミアムシリコン(エスケー化研)は、どちらも水性・1液の外壁用上塗り塗料で、製品ページで劣化因子(ラジカル)を抑える技術を説明しています。違いは、樹脂の呼び方(ラジカル制御形/ハイブリッドシリコン樹脂)、JIS A 6909 耐候形1種の扱い(社内試験で「相当」/艶有りで「取得」)、塗り面積の表し方、つやの種類、期待耐用年数の記載の有無などです。当ページでは両社の製品ページの記載だけを掲載しています。性能や価格の優劣は、当サイトでは判断していません。
製品ページの記載の比較表
以下はすべて、2026年11月4日に両社の製品ページで確認した内容です。記載のない項目は「記載なし」としています。
| 項目 | パーフェクトトップ®Si(日本ペイント) | エスケープレミアムシリコン(エスケー化研) |
|---|---|---|
| 製品ページの名称 | 1液水性ラジカル制御形シリコン系ハイブリッド高耐候性塗料 | 超耐候形水性ハイブリッドシリコン樹脂塗料(一般名称) |
| 樹脂の表記 | ラジカル制御形 | 主要構成成分:ハイブリッドシリコン樹脂(「ラジカルコントロール技術」を導入) |
| 水性/溶剤・1液/2液 | 水性系・1液 | 水性塗料・一液 |
| JIS A 6909 | 可とう形改修塗材E/RE、複層塗材E、防水形複層塗材E/RE 上塗材 耐候形1種 相当(社内試験で該当規格の性能を満たしているとの注記) | 艶有りがJIS A 6909建築用仕上塗材耐候形1種を取得(認証条件は営業所へ問い合わせ) |
| 荷姿 | 15kg、4kg | 15kg石油缶、4kg缶 |
| 塗り面積の記載 | 使用量0.11〜0.17kg/㎡/回、1缶当たりの塗り面積88〜136㎡/回/缶(15kg/缶の場合) | 標準塗坪43〜68㎡/15kg缶、11〜18㎡/4kg缶 |
| つや | つや有り、7分つや有り、5分つや有り、3分つや有り、つや消し | 艶有り、半艶、3分艶、艶消し |
| 希釈 | 水道水(希釈率3〜5%) | 清水 |
| 塗装方法 | はけ、エアレススプレー、ウールローラー | 吹付、ローラー、刷毛 |
| 期待耐用年数 | 記載なし | 14〜16年(次の塗り替え時期の目安・参考値) |
| 機能・オプション | 防藻・防かび(オプションで強力防かび)。2026年4月から遮熱機能をオプションで選択可能(淡彩〜一部中彩色) | 防かび・防藻性。ホルムアルデヒド放散等級F☆☆☆☆ |
出典:日本ペイント「パーフェクトトップ®Si(遮熱オプション含む)」製品ページ、エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」製品ページ(いずれも2026年11月4日確認)。
劣化を抑える技術の説明の違い
01パーフェクトトップ®Si:「ラジカル制御」技術
製品ページでは、紫外線による塗膜劣化対策として同社独自の「ラジカル制御」技術により、シリコングレードを超える非常にすぐれた耐久性があると説明しています。製品の区分欄の樹脂は「ラジカル制御形」です。
02エスケープレミアムシリコン:「ラジカルコントロール技術」
製品ページでは、塗膜内に発生するラジカルを独自のダブルシールドで抑え、わずかに発生したラジカルもラジカルキャッチャーが捕捉すると説明しています。あわせて超耐候形特殊ハイブリッドシリコン樹脂を採用していると書かれています。
ラジカル制御形塗料の各社の説明はラジカル制御形塗料のページに掲載しています。
出典:日本ペイント「パーフェクトトップ®Si(遮熱オプション含む)」製品ページ、エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」製品ページ(いずれも2026年11月4日確認)。
JIS規格の記載の違い
パーフェクトトップ®Siの規格欄は「耐候形1種 相当」で、「該当規格の性能を満たしています。(社内試験)」と注記されています。
エスケープレミアムシリコンは、艶有りが「JIS A 6909建築用仕上塗材耐候形1種を取得」と記載されています。認証条件(下塗材・主材の組み合わせ)は営業所に問い合わせるよう案内され、複層仕上塗材の上塗りとして用いる場合は製品ごとに認証条件が異なるとされています。
見積書や仕様書でJIS規格に触れている場合は、どの仕上げ(つや)・どの下塗材の組み合わせを前提にしているかを施工会社に確認してください。
出典:日本ペイント「パーフェクトトップ®Si(遮熱オプション含む)」製品ページ、エスケー化研「エスケープレミアムシリコン」製品ページ(いずれも2026年11月4日確認)。
見積書で照らす項目
- 製品名日本ペイントには弱溶剤のファインパーフェクトトップ®Si、エスケー化研には弾性・BIO・NADなど名称の近い製品があります。見積書の製品名が比較している製品と同じかを確認します。
- 缶数と塗り面積日本ペイントは1回あたりの塗り面積、エスケー化研は標準塗坪で記載しており、表し方が異なります。見積書の缶数を、塗る面積・塗り回数とあわせて施工会社に確認します。
- つやと下塗材つやの種類と、製品ページに記載された下塗材(日本ペイントは適用下塗り塗料の欄、エスケー化研は「下地の種類に応じ、適切な下塗材を選定」)を確認します。
各製品の詳しい記載はパーフェクトトップ®Siのページとエスケープレミアムシリコンのページに掲載しています。
よくある質問
QパーフェクトトップSiとエスケープレミアムシリコンはどちらが長持ちしますか?
エスケー化研は期待耐用年数を14〜16年(参考値)と記載していますが、日本ペイントの製品ページには期待耐用年数の記載がないため、同じ基準で比べることはできません。当サイトでは優劣を判断していません(2026年11月4日確認)。
Qどちらも水性ですか?
どちらも製品ページで水性・1液と記載されています。パーフェクトトップ®Siの希釈剤は水道水、エスケープレミアムシリコンの希釈は清水です。
Q遮熱タイプはありますか?
パーフェクトトップ®Siは、2026年4月からオプションとして遮熱機能を選択できると製品ページに記載されています(淡彩〜一部中彩色)。エスケープレミアムシリコンの製品ページには遮熱の記載はありません。